NISA制度では儲からない理由を投資顧問が説明

NISAが最近、高齢者を中心に非常に人気を博しています。その理由は総額100万円まで投資資金を含め非課税と言うところにあります。一般の人の所得に合わせ投資金額は少額でも利益を出来るだけ得るようにすることが大切で、この制度はそのような人にとって大きなメリットがあると考えられます。しかし、投資顧問の人の多くは、NISAでは実はあまり儲けることができないという人も少なくありません。その理由は、NISAの制度にあります。非課税枠の少なさと、株の儲け方の代表的な方法である回転売買が禁止されているからです。ではそれがどのような影響を及ぼしているのでしょうか。
本来株で儲けようと考えた場合には、まずは株価が上がると思われる株を購入することになります。しかし残念ながらその株の株価が下がってしまった場合、あるタイミングでその株を売って、別の株を購入することができます。すなわち、最初の株で失敗してもすぐに乗り換えをして取り返すチャンスが生まれることになります。しかし、NISAでは100万円の枠の中での投資が1年間は変更することができないのです。また総額100万円までしか他の株を購入することができません。その為、上がると思って購入した株が下落した場合、その株を売ることはできますがその口座で別の株を購入することは1年経たないとできないのです。
その為、NISAの口座を使用して購入した株が下落した場合にはその金額に於いては新たな別の株を購入して挽回することもできないため損をしたままの状態になり、非課税とはいえその損失を挽回するには1年以上待って新たに別の株を購入し直すしかないのです。これがNISA制度では儲からない本当の理由になります。その為100万円まで非課税と言う言葉に惑わされることなく、メリットとリスクの回避策を十分に検討した上で株を購入する必要があります。